![]() Silent Spring Rachel Carson (著) 1960年代に発表された直後から、全米で大きな波紋を呼び、DDTの廃止、各種の環境保護法の制定までに至った、「エンヴァイロメンタリズム」の原点と呼んでもいい、記念すべき本。 私は、2003年にカリフォルニア州大学環境学修士号過程に入学した。「環境学を専攻する学生なら必ず読むべき本」として最初の授業の課題で与えられたのがこの本である。 農薬の毒性、拡散性、それらを開発し販売、散布する人達の無知、無関心、モラルの無さが本全体を通して指摘されている。読んだ後には食欲が無くなる内容なので、ダイエットをしている人にはオススメ。 毎年何万もの化学物質が開発され、それらが私達の日常生活に入り込む危険性を、40年も前から訴えているのだから、現状は良くなっているのだろうか?それとも悪い方に突き進んでいるのだろうか?お金にさえなれば人や自然を殺すこともいとわない精神の大企業や政治家に支配されている世の中だから、きっと後者の方だろう。 この本の出版から40年も経った現在、化学物質乱用の危険は大きくなったのか、緩和されたのか?21世紀の現状をレイチェル・カーソン自身はどう評価しているのか、フォローアップの本を書いて欲しい。 ![]() 沈黙の春 レイチェル・カーソン(著)
【2005/07/13 07:54】
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